[00:00.00]元ちとせ - 冬景色 [00:23.77] [00:25.77] [00:27.77]さ霧(ぎり)消ゆる湊江(みなとえ)の [00:34.49]舟に白し、朝の霜。 [00:41.02]ただ水鳥の声はして [00:47.64]いまだ覚(さ)めず 岸の家。 [00:55.08] [00:56.14]烏啼(からすな)きて木に高く、 [01:02.70]人は畑(はた)に麦を踏む。 [01:09.23]げに小春日(こはるび)ののどけしや。 [01:15.98]かえり咲(ざき)の花も見ゆ。 [01:23.24] [02:01.14]嵐(あらし)吹きて雲は落ち、 [02:07.52]時雨(しぐれ)降りて日は暮れぬ。 [02:14.36]若(も)し燈火(ともしび)の漏(も)れ来ずば、 [02:20.96]それと分かじ、野辺(のべ)の里。 [02:27.93] [02:37.67]それと分かじ、野辺(のべ)の里。 [02:46.61] [02:56.61]