君を満たす巡りを 望み伸ばす鼓動 枯れた身を忘れて 記憶の隅で嗤う 流れ出した偶然の 声さえも明日に届かず 不器用に不安と共に 一つ一つ孤独を重ね 大した事も出来ないのに 僕の前で止まらず語る 訊きたい事は何も無くて 僕が今出来ることは何 行き着いた先で見た時代は 果てで得た幻をこの手に 地上から 再び全てを閉じ込め とても小さな 光のために この不安から 解き放して 大切に 育てて 何も無いから ただこのままで 無駄に苦しんで 楽しいから歩き回る 君との交換の約束は 果たせず 僕はいつも待ち歩くよ その時が来るまでは 君は得てない事を知っている 君は僕の先だから 得ることだけに囚われ 解き放すこともせずに さよならから始まって約束の待つ時が来る 土の果てで知る後戻り出来ないことを さよならから始まって 約束の待つ時が来る いつか いつか 君が嫌う個性も 望みを捨てた瞳 疲れ果てた瞬きも 与えられた溜息に 変わり果て掴み得た この想いどこまでも続く 続く 色褪せて戻り来る その地図を破り捨て 彷徨い 彷徨い 決められた過去も明日も未来も続く 激しく唸り続く 止まり永久に静かに止まり 届け 先に ざわめき 届け 標せ 今を 狂い 標せ