雨が上がるまで マクドナルドの 窓際の席 高円寺にて 記憶は 走り出す 歌のペンは 止まる おかっぱの青年 ギターを抱えて 今年もコートを 羽織る季節だな あの人は 今日あたり 着ているのかもしれない 心配ごとは 今も途切れずに ああ、わたしは何を 忘れようとしているんだろう おじさんとデートして お金はもう、もらわない あの人のためにご飯をつくる 時よりうまくいかなくなっても 離れられない どうしなって あの人もそうか そうだったらいいなあ 始まりは寒い夜 たまに思い出す