いつからでしょう私(わたし)の舌(した)は 醜(みにく)い蔦(つた)に覆(おお)われ 望(のぞ)まない音(おと)の花(はな)びら 散(ち)すほど痛(いた)み 悲(かな)しい旋律(せんりつ)に切(せつ)ない言葉(ことば) ただ並(なら)べていくだけで 傷(きず)ついた誰(だれ)かの心(こころ) 救(すく)えるでしょうか 想(おも)われる存在(そんざい)になりたくて また今日(きょう)も髪(かみ)を切(き)り落(お)とします 私(わたし)さえ強(つよ)くあり続(つづ)ければ 何(なに)か変(か)えられるでしょうか 私(わたし)には両(りょう)の手(て)がないのです 逃(に)げ回(まわ)る両足(りょうあし)もないのです 涙(なみだ)する瞳(ひとみ)さえないのです 歌(うた)う希望(きぼう)はあるのです