[00:00.040] [00:01.788] 折れた翼は もう風を切ることはなく [00:05.847] カラスは眠る 暗い土の中 [00:10.604] 空に流れる 天の河の岸辺で [00:15.783] 今も二人は 寄り添ってるかな [00:20.775] 僕は忘れない [00:22.963] 羽ばたいて 羽ばたいて [00:25.531] 何処までも 羽ばたいた [00:28.028] 夜の向こう また出會えると信じて [00:32.641] 今でも 歌は響いている [00:38.301] [00:48.284] この街には 二羽の老いぼれガラスがいて [00:52.898] 下手糞な歌 響かせてたんだ [00:57.707] だけどある朝 一羽が動かなくなった [01:02.863] 殘されたのは 宵闇のアウグスティン [01:07.682] 彼は飛び立った [01:09.963] この空の最果て 青い流星を見つけたら [01:15.018] 願いがひとつだけ葉うという [01:19.795] 根拠のない迷信だ この街じゃもう [01:25.009] 誰も星が降るのを見てない [01:29.570] それでも彼は飛び続けた [01:36.343] [01:54.235] 月さえ眠る 靜かな夜に [01:59.239] 彼の羽音は そっと途絶えた [02:04.108] それを見ていた 夜空は泣いた [02:09.142] 雲を穿(うが)つ涙の雫 [02:14.942] そして僕は聴いた 二人の歌聲 [02:19.621] あの日からこの街の 夜はずっと深くなって [02:25.436] 空はいっそう輝いて見えるんだ [02:30.223] 忘れない 忘れない 忘れない 忘れないよ [02:35.589] 一年に一度だけ降る星 [02:40.046] その名は 宵闇のアウグスティン [02:44.661] 今でも 歌は響いている [03:16.688]