月光の白き林で 木の根掘れば蝉の蛹の いくつも出てきし ああ それはあなたを思い过ぎて 変わり果てた私の姿 月光も冻てつく森で 树液すする 私は 虫の女 月光の白き林で 木の根掘れば蝉の蛹の いくつも出てきし ああ それはあなたを思い过ぎて 変わり果てた私の姿 いつの间にか贵方が 私に気づくころ 饴色の腹持つ 虫と化した娘は 不思议な草に寄生されて 饴色の背中に 悲しみの茎が伸びる (おめでとう)