近づく白い足音 濡れた想いは今も レンガに貼り付いたまま 静かに秋の幕は下りた 賑わう笑顔に溢れ街は冬を迎えた 一人が寂しい夜に灯りが僕を誘い 知らず知らずに登ってきてた時計台から 夜空を見上げれば 君がいた 鳴り響く鐘の上で星座となって いつでも僕を見つめてくれていた だけどもう抱きしめる事も出来ないよね? だって届かないよ 滲んで消えてく。。。 季節はコートを羽織り 凍る命を溶かし 夜空に散りばめながら 微かな星を描く 幻想の街 青く光った時計台から 見上げた空にまた 君が咲く 鳴り響く鐘の上で星座となって いつでも僕を見つめてくれている もう二度と抱きしめる事も出来ないけど もう届かないけど また冬が来れば 逢えるよね? 真っ白な君を引き立てる 僕が今 漆黒の背景になるよ 輝く星達の中にいるのなら 雪になってこの手のひらの中へ