[ti:砂の城] [ar:加藤和树] [00:34.50]青い 青い世界で [00:41.17]呼吸をかみ締めていたい [00:47.89]深い 深いこの海 [00:54.26]心は貝殻(かいがら)になった [01:01.41]泣いて泣いてみようか [01:07.82]砂浜に消えた思い出と共に [01:15.86]この夏が終わる頃君の [01:19.01]香りと記憶は消えるかな [01:22.37]それじゃなきゃ僕はこのまま [01:25.68]置き去りの砂の城 [01:29.96]波うち際から聞こえる君の笑い声が [01:35.91]僕の頭をまた惑(まと)わせる [01:44.09]ラムネのビンと空き缶(かん)が [01:47.25]夏の終わり告げている [01:50.36]残された僕は一人 [01:53.76]赤く染まる地平線(ちへいせん)を [01:57.09]ただ眺めて黄昏(たそがれ)ている [02:13.98]紫色(むらさきいろ)のスト┅ル巻いて [02:22.75]小さ目Tシャツで [02:27.59]長い髪を束(たば)ねて [02:34.21]ジ┅ンズの上スカ┅トはいて [02:41.05]はしやいでいる僕の横 [02:47.56]日焼けを気にして [02:51.02]日傘をさして [02:55.45]唇の光るグロスには [02:58.71]色彩(しきさい)の無い透明さで [03:02.18]あどけなさ残る顔には [03:05.49]どこか不似合いだけど [03:09.65]不思議なほど僕を [03:12.45]虜(とりこ)にして離さない [03:15.70]僕の頭でまだ離れない [03:33.52]泣いて泣き疲れたら [03:39.92]忘れられるはずと思ってたのに [03:47.87]この夏が終わる頃君の [03:51.13]香りと記憶は消えるかな [03:54.54]それじゃなきゃ僕はこのまま [03:57.75]置き去りの砂の城 [04:02.02]波うち際(きわ)から聞こえる [04:05.83]君の笑い声が [04:08.07]僕の頭を又惑わせる [04:16.01]ラムネのビンと空き缶が [04:19.16]夏の終わり告げている [04:22.42]残された僕は一人 [04:25.83]赤く染まる地平線を [04:29.08]ただ眺めて黄昏ている