絶え間なく続く ひとりきりの夜 いつか終わる? かたちあるもの すべて消えるなら 私も消し去って 運命さえも私の手の中 . 染み出したその色 私の心染めてく 刹那の時間さえ ただ愛おしく抱いたまま 眠るから 月が呼びしは 黄昏の夢 もう癒せない 渇いた心を 月が呼びしは 永遠の紅 もう止まらない 壊れてゆく音 .. . 求めて求めて 得られないのなら 何も、何も もう要らないの すべて手放して 静寂のままに 夢の中で眠り続けるの . 瞬きの合間に 失われてく生命の もろくて儚い祈りなど ここで砕けてしまえばいい 月が呼びしは 黄昏の夢 もう戻せない 壊れた欠片を 月が呼びしは 永遠の紅 もう戻れない あまい夢の色 .. . 染み出したその色 私の心染めてく すべてがこの紅い夜に呑まれて 見下ろした月が いま確かに嘲笑った . 月が呼びしは 黄昏の夢 もう戻せない 壊れた欠片を 月が呼びしは 永遠の紅 もう戻れない あまい夢の色