竹井詩織里 - 迷子の街 茜さすビルの隙間を 孤独にさ迷っていく毎日 鏡のように映し合う 君まで不安気な顔してる 深い闇に 思い出さえ 吸い込まれても 繋いだその手 決して離さないで 迷子の街 抜け出せるよ 二人なら おぼろげな月を頼りに 散らばる星 拾い集め 悲しみを け飛ばして踊りましょう 待ち侘びた夜さえ今じゃ 何故だか面倒に感じてる ガラスのような絆とか 容易くゆがんではひび割れる ドアの鍵は 空いているよ ノブをまわせば いつものように ほほ笑み交わすけど… 迷子の街 これが悪い夢ならいい 孤独なの 一人でいても 黒い空を星で照らし 悲しみを け飛ばして踊りましょう 心殺して 踊る甘さに「道化芝居」と 云われても 負けやしないわ 迷子の街 抜け出せるよ 二人なら おぼろげな月を頼りに 散らばる星 拾い集め 悲しみを け飛ばして踊りましょう 迷子の街 これは悪い夢じゃなく なにもかも 夢だったのかも 黒い空を星で照らし 泣き顔を け飛ばして踊りましょう おわり