暗がりの隅 佇むひとり 横目に映る かすかな人影 なぞる指先 ひらり花びら あと少しだけ ガラス越し 会話 あなたの顔は 私と似ている 皮肉なことと あなたは言うけど 私の目には その白い花と 同じ色した あなたが映る 鏡の中に そっと問いかける このままがよかったの、だと 白すぎる花によく似た感情 揺られている "おなかすいたわ" "少し飽きたわ" 的の外れた 他愛のないこと 続けばいいと 願ってみても かなわないこと わかってたけれど あなたがくれた この白い花と この仄暗い 冷めた空間は 腐らせるには 十分すぎて 引きつった笑いがこみあがる 鏡の中で そっと問いかける "このままでよかったのか?"と 白すぎる花によく似た感情 押し込んで あと少しだけ 夢見させてよ 夜が明ける その時間まで 瞬きさえも出来ないまま "私" が揺らいでいる