星影も眠る 群れ青く熟(う)れた夜 遠くこだまする 淡い夢の痕 僕を捨てるのは 何故愛したものばかり 帰り道を知らずに 届かない思いは どこまで進めば 終わりを迎えるの? 冷たくそびえたつ 悲しみに満ちる森 空っぽの身体を ひきずって彷徨い歩く 空の奥に沈む 灯りは儚く 押し黙る町を 手探りで歩いていく 僕を捨てるのは 何故愛したものばかり 願いは叫んでも 声にはならなくて 行き場をなくして 背中を突き破る 冷たくそびえたつ 悲しみに満ちる森 やわらかな胸は 静かに朽ち果てていく 帰り道を知らずに 届かない思いは どこまで進めば 終わりを迎えるの? 冷たくそびえたつ 悲しみに満ちる森 空っぽの身体を ひきずって彷徨い歩く