俺達の地球が食い荒らされて 疲れた太陽が昇るから 俺達はゲロみたいに出て行った暗い街へ凍った街道へ 冬だって冷水で洗われる 俺達赤軍は真赤な夏の子だ 10月ってのにもう雪に見舞われ 1月心臓ははりさけんばかり 解放ってな言葉をつぶやいたっけ 氷をバリバリ食べながら ケモノみたいな口つきをした俺達は ひとでなしの赤旗についていった 夕暮れ麦畑に赤い月がおぼれる暁かと思えば火事だった それでも朝は来たけれど解放って奴はまだ来ない 雨にこわばった肉体と氷でささくれた心臓と 血のシミついたカラッポの手をもって 俺達てめえらの天国覗いてやらあ  俺たちてめえらの天国覗いてやらあ