銃をとって叫べ 誰に俺たちが裁けるのかと 銃をとって叫べ 誰が大地を汚したのかと 無知な奴らの無知な笑いが うそでかためられたこの国に響き続ける 銃をとって叫べ 子供だましの伝説にゃ もうごまかされやしない あいつらには 何もわからない 顔もみたくない 人の為に死ぬなんて真平ごめんさ だから銃をとれ 彼の手はもう引き金にかかったんだから だから銃をとれ 銃をとれ 喰いばまれた体を包むものは 真赤な血のしたたりだけ 望むものもない倦怠の一時を チ一ズの匂いがほぐしてくれる あやぶまれた命を教うものは 名もない作家のひとり言 あせる事もない腹の出た男に やせた犬供がじゃれついている 鉄ごう子に開まれた俺達は 開の中で何を夢みた らいいのさ 笑って騒いでわめきちらして カラッポの頭で狂い咲くだけ 疲れはてた体をふるわせるのは あのバカ供の歌う演歌だけ ネクタイレめて役所に通えば 待つのは死んだ魚のいだけ ハナミズたらしてグチグチう奴ぁ 犬小屋で残飯食べてりゃいいのさ 歴史のコワサを知らない奴とは 一体どっちか考えもんだね 鉄ごう子に開まれた俺達は 開の中で何を夢みた らいいのさ 笑って騒いでわめきちらして カラッポの頭で狂い咲くだけ