テニスコートのフェンスに 背伸びするようなクレマティスの 花の向こうを君が远ざかってゆくよ 不意に降り出した雨が まるで丁度ソーダ水の シトロンのように君の靴を白く染めた 言いにくそうにうつむいて 振り返りもせず 伞も差さず驱けだしたね さよならくらい言って欲しかったな 振り向いたら孤独で 背伸びしすぎた赤いダリアに 降りしきる夕立が心に痛い 君が落としていった 一绪に选んだイヤリングは そうか忘れたんじゃなくて舍ててったんだね 嫌われてしまう方が 忘れられるより 少し乐だと 今气づいたよ さよならくらい言いたかったな テニスコートのフェンスに 背伸びするようなクレマティスの 花の向こうを君が远ざかってゆくよ 不意に降り出した雨が まるで丁度ソーダ水の シトロンのように思い出を染めてゆく