作曲 : 坂本龍一 作词 : 売野雅勇 あの頃の僕らが 嘲笑(わら)って軽蔑(けいべつ)した 恥しい大人に あの時なったんだね 少年くさい君の 誇(ほこ)りが鬱陶(うっとう)しくて 真心(まごころ)をからかったね 愛さえはぐらかして 生まれて来なければ 本当はよかったのに… あの日 君に投げた 声に復讐(ふくしゅう)されてる 弱虫の偽善者(ぎぜんしゃ)は 僕の方だったよね そこから笑えばいい 堕落(だらく)してゆく僕を あの頃の僕らが 嘲笑(わら)って軽蔑(けいべつ)した 空(から)っぽの大人に 気づけばなっていたよ 生まれて来なければ 本当はよかったの…? 僕は砂(すな)の果実 氷点下(ひょうてんか)の青空 僕のこと誇(ほこ)りにしてるって つぶやいた声に 泣きたくなる 今でも この胸が騒(さわぐ) ぐ 悲しい懐しさで 君を想うたび あらかじめ失われた 革命(かくめい)のように