橙ゲノム 立って梦が空に跳ねた べつに一人でも帰れるけど パッとしないのはね 傍に 多分 君がいないからでしょう 相対なんてしないで 君なんか嫌いです 居場所がないな もういいかい 君の傍で 私は小さく 息をするの 「なんでもない」 滲む空に 覗いた心 かくれんぼした だって まだまだ あの人が 多分 君の中で生きていて 降って その度 横顔に ここが ここが 苦しくなるよ 会いたい、なんて縋って ばかみたいに泣いて あたまのなかで 回る君の言叶 触れたら 壊れそうだ 君がいまにも なくなりそうで 夕焼けに 染まる街が 未来も愿いも 連れ去ってよ 言えるわけないなぁ 「君が好きです」 もういいかい わかってたよ いつかこんな日がくることなんて もういいよ さよならしよう 思いも全ていま返すから 君に返そう 夕焼けが 染める街で 塞いだ君と かくれんぼした