見上げた夜に ずっと待ち焦がれている筈 時空を越え 届け この葬よ… 翔く その闇を裂き  ずっと輝き続け 愛し過ぎた 儚く その命燃やす  赤き日に 永遠の幸を… 隠した涙 は はらりひらりと 溶込み 昇華されてゆく… 今更 遅い餞は届かない この先も もう二度と… 何を 其処に見て 信じていた? 沈む声が 薄れ掻き消され ただ 透明な海が黒く淀む頃      「痛い」 今から底へ逃げても 明日は来ないだろう 翔く その闇を裂き  いつか「祈り」が君に届く様 ずっと 儚く その羽広げ  遥か彼方へ あの約束を…