流れる風を 眺めていたら なぜかいつもより君を思い出す そっとみだれてく昼の青い空 やがてこの街を 優しく愈すだろう 広い空から 舞い落ちる 無数の雨が僕を打つ 気づかぬほどにやわらかく 僕の弱さを包む こぼれた日差しに 手を当てると 少しだけ手のひらが 夏色に辉いた たとえどんなに離れても たとえ胸が張り裂けそうでも 君の笑顔がある限り この雨は僕らをつなぐ たとえどんなに迷っても 君の笑顔を思い出し 二人をつなぐその先へ 今も僕は歩いてる ずっと…ずっと 広い空から舞い落ちる 無数の雨が僕を打つ 気づかぬほどにやわらかく 僕の弱さを包む 無数の雨が 二人を包む そっと みだれてく昼の空