残る熱を惜しむように 空の高くから 揺らぎ舞い降りる风に 風鈴がりんとなく 今年もまた夏がゆく 強い日差しに向かって 開く花のように 胸に生まれし想いは あなたへと鲜やかに 今年もまた咲いています 揺られ揺られ霞の先 今も変わらぬ微笑みを ぐるりぐるり帰れぬまま 二人の影は 延びる夏の通り道 人も歌もこの町も 空を渡る鳥も みんなみんな流れ行く 時の川をさらさらと けれどもういいわ いつもここに 揺られ揺られ胸の奥で ずっと消えない日になって ぐるりぐるり朝に夜に 私を照らす ここは夏の通り道 揺られ揺られ霞の先 今も変わらぬ微笑みよ ぐるりぐるりはめぐって/ あなたを思う それは夏の通り道 ここは夏の通り道