音も無く雨が降る 消えるように淡く 世界が濡れた 水に染まった 深い色を残し 伝えたいこの言葉 誰よりもきみだけに 逢いに行く きみのもとへ 明日より昨日より 今この瞬間じゃなければ ただ愛しくて ただ愛しくて この胸は今にも潰れそうで 降り注ぐ雨に打たれながら 愛しき人に きみに逢いに行く どこまでも立ちこめる 雨雲のベール 曖昧な色で不安にさせるんだ ぼくらの距離のように 隠せない この気持ち きみはもう気付いてる 逢いに来て 声が聞こえた 駆け抜ける雨の街 その先に孤独が在ろうとも ただ逢いたくて ただ逢いたくて この胸が叫ぶよ そのやさしい名を 降りしきる雨粒 掻き分けた 今直ぐきみに きみに逢いに行く 闇の向こうきみがいるなら ただ愛しくて ただ愛しくて この胸は今にも潰れそうで 降り注ぐ雨に打たれながら 迷いを捨てて きみに逢いに行く