風に呼ばれて そっと振り返った 寄せては返す 白い波のように 鼓動が言った 夜明けはやってくる いるべき場所なんて 何処にもないんだろう 群れなす鳥は眠りの森で 羽を広げる この海を渡って Ha ah… 縺れ始めた あたしの白い 白い糸は いくつの残像を重ねて星を待っている 風にさらわれて そっと蘇った 広い世界の ほんのひとかけらが 指のすき間を今こぼれてゆく 変わってゆくことなど こわがらないでいい 水平線に溶けてく今日の終わりを見てた 黄砂で霞んでた Ha ah… 縺れ始めた あたしの白い 白い糸は 12の絵の具を重ねて星を待っている wow wow 闇をのみ込む果てしない青い 青い海で 幼いあの日と変わらず星を待っている