青い朝 太陽が薄暗い地に道を照らす だから行く その先に見えるものは果てしない 背中をそっと押す 冷たくやわらかい風の音 この手には留まらない 景色を追いかけてゆこう 沈黙のままの海 そのやさしい両手で のみ込んで 世界の全てを見届けたのなら 雨と風 凪の時 光と影の吐息 指を折り 数えるは 涙の数じゃない