薄汚れて開かない窓 今日も夕日のオレンジを宿す 排気ガスの中に埋もれて 落とした物は自分の欠片 どっちつかずの僕らはまた 小さい夢も諦めんだろう 選挙ポスタ一笑うオャジは変わらず いつまでも僕らを見下す眼差し 「こんな世界になんて何の未練も無いさ」 したり顔でそう嘯く僕を笑って見てるだけ いっそ死んじまえよそう言われても 生きることに意味なんて無くても それも解ってるんだよ解ってるけど 独りで居ても飯を食ってしまうだろう 「あなたに会いたい」そう伝えたくても 死んでしまったら二度と言えない 夕暮れの駅日替わりリメニュー 帰り道も生温い風 そういう空気を呼吸しながら 少しも傷つかない人は一人も居ない 「こんな世界なんて付けるも無いから」 期待しない事でひたすらに自分を守るだけ いっそ言っちまえよ虚しくなっても 生きることに意味なんて無くても 君も人が好きだと解ってるんだよ 独りで居ても独りぼっちで居ても この手にあるのは36°Cだけ ずっと前にもう受け入れただろう いっそ死んじまえよそう言われても 生きることに意味なんて無くても それも解ってるんだよ、解ってるけど 僕ら嘘つきだったよ解ってたんだろう? 独りでいると忘れてしまうけど だけど人が好きだよもう隠せないほど 独りきりでも生きてはいけるけど 「あなたに会いたい」そう伝えたいなら 死んでしまったら二度と言えない 死んでしまったら何一つ 届かない