肌が透き通り夜を優しく抱き締める空がそっと舞い降りて来る頃 風のざわめきは指の隙間をすりぬけながら遊んでいる 君のてのひらを優しく差し出して この空に飛び込んだ僕の行き先を瞬きもせずじっと見てる 何もない白い部屋の窓から小さな体をのばして この空に少し近ついた君は僕と二人で踊っている 静かな夜には僕がこの子守唄でなぐさめてあげるから そんなに泣かないで 風がささやいで 「アスファルトの焼けた匂いもこの夜にはないよ」と 突然の周りの出来事に君はどうしていいか・・・戸惑っている? 君はてのひらを優しく差し出してこの胸に飛び込んだ 街の静けさも歳の数の灯も君のために 何もない白い部屋の窓から遠くの景色を眺めて 夕暮れに少し冷たい風をまとい この日のためにいつも奇跡を祈っていた 何もない白い部屋の窓から小さな体をのばして この空に少し近ついた君は僕と二人で踊っている この空に少し近ついた君は僕と二人で踊っている 静かな夜には君の素敵な顔を見せて