「ドラマチック生命体」 作曲∶猪狩翔一 電線越しに誰か睨んで 2つ目の角を右に曲がった 偶然を名乗る運命 辿って行く生命 大体 同じ日々が続いて 大体 同じ信号が阻む 偶然を真似た運命 停まっても生命 宛てにならないヒント探して 生きる術と勘違いしてる 手足に絡む糸から逃げたいだけ 数年先のシナリオが 当然 出来上がっていて 生命体2つ出会って 嘘と真実とを重ね合って来た ずっと凍えて地下室の 暗闇の中で眼を光らした 隠れても見付け出されて続くか? 散々 同じ日々は続くが 腐っても耐えてくれる理想像 偶然を好む運命 嫌っても生命 宛てにならないヒント片手に 生きる術と勘違いしてる なにも食べずに どこにも寝ずに 生きる術と勘違いしている 手足に絡む糸が見当たらないだけ 一寸先のシナリオにないアドリブに躊躇して 慌てて仕上げられていくストーリー 涙する者さえ嘲笑っている そっと塞いだ地下室で 開かれるドアを待っている 隠れても見付かりたいと叫んで 誰を演じたいんだろう 一寸先も見えないで 数年先は見出せないと 隠れてる僕の正体 暴いてよ 数年先のシナリオが 当然 出来上がっていて 生命体2つ出会って 嘘と真実とを重ね合って来た 偶然だけで僕を読もう 奇跡や運命と読まれる前に 隠れても見付け出されて続くさ では誰でもない 他に居場所はない自分と 【 おわり 】