[00:00.00] 作词 : ∶少女病 [00:01.310]しつこく追ってきて、何が目的? [00:03.980]やっぱり誰かにバラす気なんじゃ...... [00:06.400]泣いてないで何か言ってくれないかな、キミ [00:10.290]少女が声を出せないことなど知らない二人は [00:14.520]何も答えないフランチェスカに苛立ち [00:17.290]小さな刃物を手に近づいて [00:20.270]黒か白か、始めようか?審判を [00:30.150]刹那煌いた消えぬ証 暴かれて [00:39.960]問いは意味を成さない 口外されれば [00:49.630]幾多の犠牲の上に 勝ち得た炎も潰えてしまう... [01:00.660]錆びついた その凶器を躊躇いなく翳して [01:10.420]声さえあげずに固まった少女に [01:16.460]言葉を荒げて忘却を求めた [01:24.810]さあ、そこまでだ。国が荒れていると子供達まで荒れるのか? [01:31.250]害意なきポーズだけのその腕を [01:40.380]押し戻すように止めた者は、黒衣の放浪者nomade [01:49.190]子供がこんな物騒な物を持ってはいけない [01:55.460]諭す声は真摯にどこか優しくて [02:00.330]守るように 立ち塞がるその姿に少女は [02:10.490]兄との別離を思い出し [02:15.110]静かに涙を零して膝から崩れた―――― [02:24.940]なあ、もしかしてこの子、声が…… [02:30.290]フランチェスカが言葉を発せないことに気付き [02:33.880]筆談でコミュニケーションをとる [02:36.300]それをきっかけに、ルクセインに促されるままに [02:40.370]それぞれの経緯を話し出す3人。 [02:44.530]誤解はすぐに氷解して…… [02:47.370]脅かしてごめん [02:49.970]詫びる二人に、フランは気にしないでと恐縮しながらも [02:55.820]懸命に兄のことを聞いていた [02:59.000]フランチェスカとどこか似てる少年もいたかもしれない [03:13.250]――――呼吸が、止まった [03:16.070]名前さえも奪われる穢れた塔の中で [03:25.430]優しかった兄がその場所に囚われ [03:31.250]今でもいるかは不確かでも [03:35.770]拳を突き合わせ 誰からともなく視線を重ねて [03:45.450]出会ったばかりのレギオンは [03:50.190]遥かな古城を見据えてその手を掲げた [03:59.410]無謀かもしれない。確かな策なんてありはしない [04:02.710]けど、こうしてる間にもヤツはっ……。 [04:05.480]……ボクは、囚われた仲間を助けに行きたい [04:08.990]フランのお兄ちゃんも、ね [04:11.530]強く頷くフランチェスカに [04:14.250]そして大切な存在を想う彼らに心打たれ [04:18.440]ルクセインも助力を申し出る [04:20.770]大きな力を持つ魔女に対して [04:23.980]なんの武器も後ろ盾もない [04:26.380]たった4人だけの小さな [04:29.030]けれどとても勇敢なレギオン [04:32.120]きっと、まるで勝ち目のない戦争だ。けれど――――