[ti:蔷薇のように] [ar:天野月子] [00:21.671]君は気付かずに通り過ぎてゆく [00:32.131]心で波打つ嵐の旋律 [00:42.845]ただ笑っているわたしの中で [00:53.461]溶けてしまえない音が響いてる [01:04.233]不甲斐ないわたしを何処に捨てて [01:11.450]「なかった事」にしていけばいい [01:20.133]小さくちぎって丸めたゴミ [01:25.313]その欠片が [01:28.03]声を上げた [01:31.49]薔薇のように [01:33.76]気高く顔を上げて [01:38.660]身体中に生えた牙を奏でる [01:42.671]君の指が [01:43.991]わたしの棘を恐れ [02:08.467]触れ合えないほど遠くなってもなお [02:18.774]二度と戻らない過去に立ち尽くす [02:29.539]心閉じ込めたわたしの棺 [02:34.719]時々心をつまみ出して [02:40.51]噛み締めるように口に含んだ [02:45.388]味など失くしたガムのような [02:50.718]君を想い [02:53.410]わたしは咲く [02:56.356]薔薇のように [02:58.439]気高く顔を上げて [03:01.282]身体中に生えた牙を奏でる [03:06.663]君の指が [03:08.643]わたしの棘を恐れ [03:33.838]触れ合えないほど遠くなってもなお [03:39.67]薔薇のように [03:41.149]気高く顔を上げて [03:44.43]身体中に生えた牙を奏でる [03:48.767]雨に降られ [03:51.508]晴天に晒され [03:56.283]生き永らう赤い感情を [04:00.445]孤独に揺れ [04:03.463]孤独を飲み込んで [04:05.494]身体中に生えた牙を奏でる [04:07.69]君の指が [04:08.237]わたしの棘を恐れ [04:11.30]触れ合えないほど遠くなってもなお