君が触れた薔薇は その姿に羞恥を知り 虚しく枯れ逝くだろう 私の最高傑作 愛しい娘よ ベルベットのドレス纏い 高貴なる微笑 闇の城の中 白い肌を潤す血が 夢と現実の狭間へと誘うの 神の狭き門などいらない 欲しいのは妖しく輝く少女 殺戮の女神となって 私は奴隷に堕ちるだろう ねぇ 玩具の首が転がって行くよあぁ 狂気の恋が満ちて行くよ 暗い階段を大きく跳ねる正しい物など何も無い世界♂ 全てパパが教えてくれた全ては私が与えた どう抉るのかもどう抉るのかも 悦び詠うのかも悦び詠うのかも 遠い意識の中にある 蒼い空と優しく吹く風と 眩しい光の咲く庭 涙が頬伝い零れる これは何? このり: 何も考え無くていいから 君は只、思う侭に振舞え 何時か罪だと気が付けば 狂い動けなく成るだろう? ねぇ 漆黒のベールが部屋に満ちあぁ 鎖を掛けた扉の中 甘い香りが体支配する今夜も魔を焚き生贄を呼ぶ 全てパパが奪って行った全て私が与えよう 悲しい記憶も髪飾る薔薇も 祈りの十字架さえも赦しのレクイエムも ベルベットのドレス纏い 高貴なる微笑 闇の檻の中 白い肌を潤す血が 私の心を躍らせる 神の断罪など怖くない 欲しいのは妖しく輝く少女 殺戮の女神となって 私は奴隷に堕ちるだろう ねぇ 誰かの首が転がって行くよあぁ 狂気の恋が満ちて行くよ 暗い階段を大きく跳ねる正しい物など何も無い世界 全てパパが教えてくれた全ては私が与えた どう抉るのかもどう抉るのかも 悦び詠うのかも悦び詠うのかも