誰もいないあの日、僕は笛を吹いていた 独りだった僕に、みんな気づいたんだ 暗闇に光が差して、道が見えてきて もっと強くなりたいと、もっと愛して欲しいと願った 懐かしい夢を見た 時間は悲しいね、記憶を消していくね 変わりたくないのなら、忘れなければいいのに 暗闇が光を閉ざし、道が見えなくて もっと強くなりたいとか、もっと愛されてみたいだとか 夢なんてもう見ない だから踏みだそう、ただ唄を歌おう たとえ誰にも、届かなくても、君にだけ また笛を吹こう、前だけを見よう そう何度でも、たとえ声がつぶれても 暗闇に光が差して、道が見えるまで もっと強くなれるだろう、孤独しか残されなくても 夢で終わらせない だから踏みだそう、ただ唄を歌おう たとえ誰にも、届かなくても、君にだけ また笛を吹こう、前だけを見よう そう何度でも、ここに君がいなくても 誰もいないあの日、僕は笛を吹いた 独りだった僕に、みんなが気づいたんだ