太陽に背を向けたままで、伸びる影見つめてはうつむいて きっと見上げれば何かが奪われてしまうことに怯えた 走り去った過去も、空白な現実も この手じゃ消せない 乾かない涙も、戻らない後悔も 抱えて、また羽ばたこう 叶わない幻想でも、いつか出逢えるなら今は また両腕を広げよう 届かない叫びでも、君が望むなら今は ほんの少し見上げてみようか 薔薇色の未来も、絶望に暮れる最後も この手に握って 言えない思いも、隠せない感情も 抱えて、また羽ばたこう 叶わない幻想でも、いつか終わるのなら今は また両腕を広げよう 届かない叫びでも、君が出逢えるなら今は もう逃げずに見上げてみようか