蝉の声を聞くたびに浮かぶ  霧雨咲く  遠い空模様 夜の空を裂いた  流れ星見つけた 夢に出てた音の無い声が  記憶超えて  顔を成すのなら それを全て振り払い進めばいい 星の流れと  風の色に 何も願いはしないように せめて 消えた思いで  憎めど夏は今も独り 魔女という肩書を常に  誇らしく掲げて 一度栄えそして必ず 衰え消える  人の世の常を 知った頃に見た  幻想に似た今 幸せの鐘が  鳴り響いて 私は悲しい振りをしたの だけど 見えない明日を  掴み迷うほどならきっと 同情なんて欲しては無いけど  失くさないように 消えた思いで  憎めど夏は今も独り 魔女という肩書を常に  誇らしく掲げて 見えない明日を  掴み迷うほどならきっと 同情なんて欲しては無いけど  失くさないように