誰もいない部屋 鏡に映された 見えない存在は 雨色に『染(そ)ま』って 聞こえない声でも 誰かに届くかな? 消えそうな存在は 最後にこう言ったんだ 僕の意味は 消えてしまうけれど ただ君だけ きっと 僕の存在の証明を 待っていてくれるような 気がしてるから 必ず帰るよ 永遠に続く夢は 透明な響きで漂(ただよう)っているようで 遠い雨音は 聞こえ続けた 明かりが消えても 窓(まど)は開けないまま つかめない感情は 消えないままでいて 僕の意味が 雨空にいて ただ君だけ きっと 僕の存在の証明を 二度と忘れて しまわないようにするから 歌い続けるよ 永遠に続く夢を 透明な色で『鮮(あざ)やか』に描くから 遠い風音は 重なり続けた 僕の存在の証明を 待っていてくれるような 気がしてるから 必ず帰るよ だからずっと! 永遠に続く夢は 透明な響きで漂(ただよう)っているようで 遠い雨音は 聞こえ続けた