君を連れ出す静かな夜の 甘いラブソング溶け出しそうな バックミラーの遠のく街に 零れた涙をそっと隠すように拭って この夜がずっと続いたら二人は戻らない 真夏の空に解き放たれた 月と星の光が今君に降り注ぐ 真夜中のハイウェイに流れるヘッドライトが 夏を切り裂くように海岸線から空へと続く ずっと遠くまで続く夜に 誘うよ君を気分はもうアーベイン 青く沈んだ心は今にも あなたの左手に触れてしまいそうだから きっとあの時出逢ったことは君とぼくとの偶然 揺らめく夏の中で君と過ごした 冷えた渚の風は僕の手をすり抜けた 真夜中のハイウェイに流れるヘッドライトが 夏を切り裂くように海岸線から空へと続く