作曲 : Kagrra, 作词 : 一志 ああ騒がしい虫の声に 起こされて辺りを見渡せば 少しずつ思い出す 朽ちたような枯れたような 幾歳の時の中を さまよって扉を探しても 手の平に触れるものは 霧のような雲のような 揺れて心も今に溶けて 塵の一つに薄れても 彼方に見えた薄く白い光求め再び交わるいつの日か 永遠の闇の中を さまよって記憶を辿っても 手の平に浮かぶものは 赤のような黒のような 揺れて心も今に溶けて 塵の一つに薄れても 彼方に見えた薄く白い光求め再び交わる せめて形も影も消えて 時の埃に変わっても この世に生を受けた命の意味をそっと教えてください ああ騒がしい虫の声に 起こされて辺りを見渡せば 少しずつ思い出す 朽ちたような枯れたような