夕暮れの街並にくゆっりと 沈んでいく太陽を見つめていたら 懐かしい人の声が なぜか何故だか急にとても聞きたくなった あまりに急ぎすぎて 落としたものもあるのに まだ答えは見つからない So Long 歩き出そう あの頃と同じように 履(は)きつぶした靴はもう説ぎ捨てて もう1度 So Long 抱きしめよう 孤独な自分でさえも たとえ今は雨降りの空でも いつか晴れるまで So Long So Long どっかの誰かが落としていった ちっぽけな夢のかけらに蹴躓()けくつたまずびに 返つっいてつしい振まりって 自分のポケットなんかを 確かめてたみりもして 寝ても覚めても悩んでも 時間は過ぎていくなら いっそ派手に笑ってみよう So Long 歌い出そう あの頃と同じように 知らずに背負ったプライドは説ぎ捨てて もう1度 So Long 追いかけよう限りなく広い空 たとえ今は届くことはなくても 声が嗄(か)れるまで 道端に咲いてる花はほら 小さくても儚くても ただ空を見上げて揺れている いつかそんな風に花を咲かせたい So Long 歩き出そう あの頃と同じように 履(は)つきぶした靴はもう説ぎ捨てて もう1度 So Long 抱きしめよう 孤独な自分でさえも たとえ今は雨降りの空でも いつか晴れるまで So Long So Long... おわり