夜の暗があたしに囁く 錆びついた雨がこの身に沁みる 夜よ 嘆くな 夜よ 飽けるな 夜よ うたうな あたしを置いて 誓! 降り注ぐ光りのように あなたを愛せるのは 言いなさい。 『ひとりだけよ。』と あたしのほかにいないわ 夜の暗がふたりを照らす 噛みついた痕がこころに殘る 夜よ 泣かすな 夜よ 明けるな 夜よ うたうな 声殺して さあ! どうしたの あたしのくち。 言いなさい。彼に。 どうかお願いよ。伝えて。 どうしてゆうこと聞いてくれないの 誓! 降り注ぐ光りのように あたしを愛せるのは あなただけ。 『ひとりだけよ。』と あたしは密かに思うわ