「西武鉄道999」 作曲∶金田康平 故郷への列車に夕暮れと飛び乗り ふがいない男は帰る 財布には20円 改札を飛び越え 風来坊は歩く なんてゆーかシラけちまうぜ 財布には20円 ただいま!母さん 元気かい?父ちゃん じいちゃん ばあちゃん 体は大丈夫かい? インターフォンも押さず 我がもの顔でドアを開ける俺は23才 それなりに生きてます 嘘をたくさんついた 好きじゃない女も抱いた ふたりの息子だということを謝って生きてます 母さん 白髪が増えてきたね 2割は兄貴で8割は俺のせいだなあ 夢も愛も嘘も乗せて黄色い列車は走る しょんべん色の俺のふるさとよ ごめんね ごめんね ごめんね 引きずったリーバイス 親友のフォークギター 明日も続くらしいこんな人生 どうせ生きることなんて茶番だろ? 笑えるようにね 死ぬときに「嫌だ!」って言えるように 夢も愛も嘘も乗せて黄色い列車は走る しょんべん色の俺のふるさとよ ありがとう これからもよろしくね 知ってるかい? 【人生は旅】なんだってさ 途中下車だって出来るんだって そうだな それはつぎの機会にしようぜ いつまでもこの列車に揺られていよう 終点はまあ自分で決めればいい ぼくらはもうひとりじゃない 【 おわり 】