[00:00.00] 作曲 : 佐々木健太 [00:00.14] 作词 : 佐々木健太 [00:00.42] [00:17.00]だから僕が君に言いたいのは、 [00:22.43]空き缶をつぶすように [00:27.67]伸びた爪をパチパチ切るように、 [00:33.04]喋らないでくれってこと [00:41.84] [00:49.45]コーヒーの湯気は幸せそうに、 [00:54.58]くるくる踊ってるし [01:00.06]サティのピアノ曲も静かに、 [01:05.37]優しく響いてるんだ [01:10.30]アルミホイールを噛んだ味がしそうな火曜日 [01:20.59]ジムノペディはゆっくり水をかけてく [01:31.40]この世界がふやけてしまうその前に、 [01:40.04]笑ってくれよ [01:42.20]そしたら僕は骨がバラバラになるくらい [01:50.33]風に吹かれて [01:53.51]もう一度君に会いにくるから [02:12.92]魚が空を羽ばたいてたら、 [02:18.24]随分ましなんだけどな [02:23.13]何かふふっと笑ってから全部、 [02:28.94]許せてしまいそうだろ [02:33.80]あいにく空は綺麗な曇り一つない蒼で [02:44.16]魚達は干からびて見当たらない [02:54.94]この世界がひび割れてしまわないように、 [03:03.44]笑ってくれよ [03:05.86]そしたら僕は脚が外れてしまうくらい [03:13.86]雪に降られて [03:16.91]もう一度君に会いにくるから [03:26.02] [03:46.33]水曜日の朝に君は、ピカデリーを聴いていた [03:56.91]柔らかな陽射しがそっと肩に落ちる [04:07.83]窓の向こうにひとすじの雲が伸びている、 [04:16.30]その先を見て [04:18.70]僕は思わず君を大声で呼んでいた [04:26.73]その輝きを [04:30.48]じっと、じっと、消えるまで眺めていた [04:39.54]