作曲 : 藤森真一 作词 : 藤森真一 低迷宮の月が揺れる、 錆びた水面に浮かんでる 波が立つたび、消えそうだよ、 どうせ、私は偽者さ 銀の釣り針、垂らしてほしい、 そして空へ、連れてってほしい 低迷宮の月は見る、夜空に光る月を 何万キロ進んだのなら、 本物になれるのだろうと 低迷宮の月は、僕には無理だよと、 海鳥の道筋を、優しく照らしました。 通り過ぎる魚の群、 これを気の小ささとするか、 鋭い感受性とするか 諦めに似た、始まりだよ、 今を受け入れ、明日が生まれる 低迷宮の月は見る、 初めて自分の姿を そしたら気付きました、 自分だって本物なことに 低迷宮の月は、たくさんの海鳥が、 ハネを休める場所 にいたではないました