去年の夏の出来事など この浴衣も忆えてないわ それよりも艳やかな花火が空を饰るわ 指の糸が络まないように ひとごみをすり拔けて行こう 私とあなたの恋を祝福されにでかけるの 皆は私の足取りを笑います どうせ名も无き线香花火 秋の歌など全て伪りでしょう? 铃虫よこたえて この两手で爱しました 百日红も耻じらうわ夜のヒメゴト 水面に映る花火 ふたりは污れてないわ か弱くとも 儚くとも ふたり结ぶ红い糸が见えませんか? 见せてあげたいわ 萤よこの小指に止まれ ふと辺りが静まり返ると何故だか恐ろしくなるのです 紫阳花よ そんな眼で浮かれた私を虐めないで 花火が过ぎれば萤は离れて行く 见えなくなる それも气付かず爱しました 百日红も耻じらうわ夜のヒメゴト あなたが铗を使うことも忘れてました 络まりそう 络まりそう 夏は恋のあやとりが苦手らしく 忘れもしないわ そう、去年の甘い出来事……