[00:22]水鏡映る少女 [00:26]手を伸ばし抱けないけど [00:30]水面に触れ [00:31]沈んで揺れる長い巻き毛は [00:35]藻のように絡まり合う [00:37]私たちの意志 [00:39]わかってる出逢えること [00:44]紅蛾の翅毟る場処で [00:48]互いを曝け出すための [01:01]擦れ違う薄荷の少年 [01:05]振り向いてもまだ届かない [01:09]いまは白いシャツの喉元 [01:12]薊の花の痣もなく滑り落ちる [01:16]太陽の粒子 [01:18]知っている [01:21]惹かれ合うのは [01:23]白昼の蜥蜴潜って [01:27]ひとつに繋がる精神 [01:36]人々は何故 [01:40]アダムとイヴで [01:42]いられるんだろう [01:44]楽園なんかすぐに消えたのに [01:48]私は私と同じ [01:52]貴女だから愛する [01:56]美しいと言える [01:58]真実の言葉を [02:02]吐き出すこともできる [02:19]唇を抑えながら [02:24]生きてきたけど一人で [02:28]月の森で授かったのは [02:30]濁ることのない [02:33]血の混じりなど持たない [02:35]雫の滴り [02:37]待っていた迎え合うこと [02:41]生まれる前の分身を [02:46]ぴたりと重なる** [02:55]始まりは何故 [02:59]アダムとイヴの神話なんだろう [03:03]愚かな罪を語るだけなのに [03:07]僕は誰より僕に [03:11]融け込む君に恋する [03:14]なにひとつ無駄な未来など [03:18]もうこの世界に必要ない [03:47]男と女永劫阿修羅 [03:51]理解し合えることのない種族 [03:56]その愛はただ醜く栄え [04:00]この地上に [04:02]生み落とされる穢れ [04:04]アダムとイヴで [04:06]いられないだろう [04:08]楽園なんか [04:10]最初からないのに [04:12]私は私と同じ(僕は誰より僕に) [04:14]貴女だから愛する(融け込む君に恋する) [04:19]なにひとつ [04:20]無意味な未来など [04:24]もうこの世界には [04:27]産まれない