赤い満月割る 高い絶壁(ぜっぺき)の渊(ふち) 墜ちる 私は誰 吠(ほ)える狼の声 総毛(そうけ)立つ 身も心も 生きることを怯え 生まれ変わり損(そこ)ねて すでに行き場はなく 檻の向こうはどっち 愛される 獲物のように 闇を飼(か)うその爪で 骨までも組み敷かれ 歓喜を歌うまで 彼の名はHYDE 怒(いか)りより強く 私を捕(と)らえて 与える 力を 一人には返れない なぜ声を上げられない こんな苦しいのに 挠(しな)る苔(しもと)の刺(とげ) 舐(な)める伤口(きずぐち)苦(にが)く[02:11.13 絶望喰むは本能 赦されぬ 罪人(ざいにん)のように 恐れなど失って 零される涙だけ 口にして生きよう 彼の名はJEKYLL 祈りより深く 私を包んで 教える 弱さを 二人には戻れない なぜ声が上げられない こんな悲しいのに 彼の名はHYDE 誰より美しい そして名をJEKYLL 何より愛おしい どちらも私の 中に居る私 鍵のない檻の 鎖に繋がる もう一人に返れない もうどこにも本当の 私はいない