Written by Hidekazu Hinata, Atsushi Horie 氷の中で眠り続ける国 何も動かない 時を刻むのをやめた 右目は今を 左目は過去を見る 立ち止まるたび 身体の軸がブレる 鏡の中で笑い続ける顔 似ても似つかない 嘘で塗り替えちまった 右手は光 左手は陰の中 口にするたび 言葉は価値をなくす 今何かを捨てるのさ 濁る水の流れを緩やかに照らして 白い夜の帳を鮮やかに汚して 暖炉の中で灰になる花束 名前も知らない 語らずに問い続ける 入り口はなく 出口のない街に生きる 目を瞑るたび イメージはリアルに映る 濁る水の流れを緩やかに照らして 白い夜の帳を鮮やかに汚して 隠して 逃して