[00:00.07]馬鹿な私をはじめ、この島に生まれ住む人は生かされてるとも知らず、 [00:16.27]すぐ「独り」と言いたがる。 [00:22.83]水を求めるように誰かの蜜を、枯れない海のように、 [00:37.88]途絶えない日をくれよ… [00:45.15]生き急ぐ私は、「空」のようなスピードの時代を [00:58.46]擦り減らすその手を止めたいだけ。 [01:05.24]イカレタ話だと笑うでしょう? それでもみずから朝を積む。 [01:16.74] [01:27.01]神の思いを軸に働くのがそう、「人」ならば、 [01:38.14]捨て駒になるまいともがく私は今――短く [01:49.98]役立たずなこの触覚で、何かを探しだすのに [02:04.95]必死で生きる… [02:10.14]我が儘な私は、「怖い」だけの言い訳で自分を [02:23.39]擦り減らす「時間」を憎んでしまう。 [02:30.33]イカレタ話だと笑うでしょう? それでもおのずと朝を詰む。 [02:41.22]咲き乱れた花の命も、僅かな時を彩るため。 [03:02.76]やれ落ちる陽もまた美しい色、「生きてる」 [03:13.72]生き急ぐ私は、「空」のようなスピードの時代を [03:27.24]擦り減らすその手を止めたいだけ。 [03:34.09]非力すぎる私は、黒い闇に覆われた街に星がないことに不安を抱く。 [03:55.04]イカレタ現実と笑うでしょう? それでもここで生きている。 [04:05.72]明日には何か変わるでしょう? だからまたこうやって朝を摘む… [04:18.50]