[00:30.36]指の隙間を抜けてく [00:36.76]熱い溜息広がる 血の流れさえ感じる [00:48.76]握る格子に伝わっていて [00:55.51]火照るその頬にキスをして消えた [01:03.84]同じ眠り姫は サヨナラ言った後 [01:13.26]夜空まで紅く染めて微笑む [01:21.69]「我こそ孤独だ」 [01:24.45]と 幼き姿を映しては 白く細き腕を [01:31.19]いつまでも眺めて [01:34.20]どれだけ壊すなら [01:37.20]大切なものと抱きし [01:39.22]める 歯止めが利かぬほど [01:43.33]この夜を砕き 美しく闇を変えて [02:08.52]月紅く 夜よ が染めてく [02:14.33]無垢で可憐なヴィーナス 血の温もりが織り成す [02:26.66]滲む孤独なアンチテーゼは [02:33.04]逸はや るその胸に響かせて魅せた [02:41.75]古い映画のように [02:45.34]サヨナラ言う前に [02:50.97]握ってた手さえ脆く引き裂く [02:59.05]「君の名も知らぬ」 [03:01.96]と 幼き翼を 開ひら いては 紅く丸い月を [03:08.37]いつまでも眺めて これだけ離すなら [03:14.72]大切なものを知らしめる 歯止めが利かぬほど [03:20.93]この夜を抱き 美しく闇へ響け [04:01.21]「我こそ孤独だ」 [04:04.21]と 幼き姿を映しては 白く細き腕を [04:10.45]いつまでも眺めて どれだけ壊すなら [04:16.76]大切なものと抱きしめる 歯止めが利かぬほど [04:22.94]この夜を砕き 美しく闇を変えて