春の夜湿った風が吹いている [00:29.59 [01:35.59 公園脇の神経回路 生きている ネコはどこかで鳴いている 誰が壊した [01:48.94 どこか分からなくて 消えていくもの 消えていなくなって [01:54.15 [02:49.85 [02:53.06 [02:04.79 [03:00.49 笑って背を伸ばしているよ 春の夜雨はとうに上がっている 誰かの体温も 生きているカバンの 奥の感触も わかっているよ 声に出した感覚の向こう いつか聞こえるまで 夜になって何日も過ぎて 世界を忘れていくよ だけど時間は過ぎて 眠たくなって 目を閉じる僕ら ブランコがさらって行くよ この春の夜が 死んでくさまを 笑って背を伸ばしていよ