数をかぞえながら上る阶段 踏み外してわからなくなる 道の向こう侧 首をかしげてる 目と目が合った黑い猫 近づいたら すぐ逃げてゆく また追いかけて 见えなくなった 雨上がりの 水たまりから 续いてゆく ぬれた足迹 烧けるような 午后の光に 消えてゆく 鲜やかに开く花の匈いも 今日は何にもわからない まぶしく光るこの杂踏の中 片目を闭じたまま进む 怀かしい声 听いた气がして また追いかけて わからなくなった 长い冬が 通り过ぎたあと 咲いたばかりの 花びら散らす 强い风に いつかの歌が 消えてゆく 近づいたら すぐ逃げてゆく また追いかけて 见えなくなった 雨上がりの 水たまりから 续いてゆく ぬれた足迹 やけるような 午后の光に 消えてゆく