悲しみの岸辺 何度も別れ話になるたびに 最後はいつも涙に黙りこむ 君を愛し 君を憎み 今はもう二人の絆 途切れていること 気付かぬ振りでいるだけ 愛が片翼の旅なら はばたけもせず 遠く悲しみの岸辺に打ち上げられたまま おれには どこか心に欠けたところがあるのか 触れるすべてを壊しちまう 強さなのか 脆さなのか わからない でも気付けば 大切なもの いつもおきざりにして 愛が片翼の旅なら はばたけもせず 遠く悲しみの岸辺に打ち上げられて ただ受け入れてきた ひとつひとつの別れを まるで氷のような心ですべてのドア閉して 君を もし失したら この旅も終りさ 何も この世界につなぎ止めるものは無いから 愛が片翼の旅なら はばたけもせず 遠く悲しみの岸辺に打ち上げられたまま 終わり