ふたつデスク越しに 君が仕事中に電話かけてきて すぐ切ってウインクする 重い仕事ばかり重なって この頃は 二人きり食事する時間もない日々 誰もオレ達二人の 想いに気付いてない 手を伸ばせば互いに 抱き寄せられるのに 仕事終えて帰る 君の後ろ姿見送って オレはまた頭抱えでる ひとりきりのオフィスに   真夜中鳴るベル 受話器の向こう君の声 「頑張ってるね」と 「おやすみ、また明日」 電話切った後の静寂の中で オレの傷は瘉えてゆく オレの傷は癒えてゆく 傷は消えてる